カナン未来塾 第Y期大豆を食べよう(2003年度) |
平成15年度のカナン未来塾第Y期は,7月の宮城県北部地震の影響で,11月に再,スタートしました。
会員も大分被害を受けて,ようやくひと段落してからのスタートです。
今回は,河南町で生産量の多い,「大豆食べよう!」をテーマに,昔から伝わってきた豊かな農村の生活文化を学んでいきます。
2月29日(日)第4回カナン未来塾「味噌づくりに挑戦しよう」と卒塾式のようすです。 |
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2月29日の日曜日最後の塾になる「味噌づくりに挑戦しよう」を開催しました。 今回は,この塾だけに参加する塾生を追加募集したところ,大勢の大人の塾生が申し込まれました。先生が先生(実は事務局齋藤です。)なのでちょっと不安でしたが,まあ家でも3回味噌を作っているし,大丈夫だろうということで,申し込み順に6人の塾生を追加して行いました。申し込まれたのにお断りした方々申し訳ありません。 |
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さて材料ですが,地元産乾燥大豆1kg(前の晩から水にうるかしておきます。),麹1kg(隣の桃生町で作っているものを今回は仕入れました。),塩0.5kg(大豆の半分です。) 最初は大豆を柔らかくなるまで煮ます。最低2時間。3〜5時間かかります。親指と小指の間に大豆をはんさんでつぶれるくらいまで煮ます。灰汁が出ますのであくを取りながら煮ます。 煮ている間に,麹と塩を十分に混ぜ合わせておきます(塩きりというそうです)。 豆が煮えたら,つぶします。煮汁はあとで使うので捨てないでとっておきます(時間があれば煮詰めます)。 画像はフードカッターでつぶしているものです。ミンチを作る機械や昔から使っている豆をつぶす機械も使いました。 |
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つぶした大豆と先に混ぜておいた塩きりした麹を混ぜます。十分に混ぜて,ポリダルに仕込んで終了です。 混ぜるとき堅さを煮汁で調節します。味噌になってもこのときの堅さは変わりないので,お好みの堅さにしてください。一般に柔らかいものは,醗酵が進みやすく,堅いものは進みにくいようです。 各家庭に持ち帰って,風通しのいい直射日光の当たらないところに保管です。夏を越すと美味しい白味噌の出来上がりです。途中天地返しを行います。また,カビがどうしても生えますので,ていねいに取り除きます。 熟成期間を長くすると,味噌の色も濃くなってきます。麹を少し少なくして,熟成期間を長くすると色がついて赤味噌もできます。 |
2月1日(日)第3回カナン未来塾「納豆づくりに挑戦しよう」のようすです。 |
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わらをすいてつとをつくります。 本当にわらでできるの・・・。疑問は食べるまで続きました。(笑い) わらには納豆菌がついています。昔の人は納豆菌をどのようにして見つけたんだろう。 わらで作ったつとをなべで沸かした熱湯で消毒します。 納豆菌は100℃で10分消毒しても死なないそうです。3分くらいで十分です。 また熱湯消毒すると,寝ていた納豆菌が活発に活動を始めるそうです。 |
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蒸して柔らかくした大豆(2時間くらい蒸しました。)をつとや容器に入れて,45度くらいに保温します。 保温は,発泡スチロールの箱に,ホッカロンやお湯を入れたペットボトルを入れてあたためました。 ちなみに事務局の齋藤はコタツに入れてつくりました。 2日目には,納豆菌が繁殖してうっすら白くなってきました。 画像は2日目のものです。 一番上は市販の納豆を少し混ぜたもの,左は切ったわらをのせたもの,右はわらのつとに入れたものです。 蒸した大豆はゆでたものより美味しいそうです。 ちなみに食べた感想です。 うまい!こんなにうまい納豆食ったことねえ。(笑い) わらはすごい!。 |
12月20日(日)第2回カナン未来塾「豆腐をつくろう。大豆料理をつくろう」のようすです。 |
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12月20日の少し寒い日曜日,地元産みやぎしろめ大豆を使って豆腐作りと大豆料理作りに挑戦しました。一晩水にうるかした大豆をジューサーでつぶします。「ご(生ご)」と呼ばれます。 |
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つぶした大豆をなべでゆでて,絞ります。結構熱くて大変です。できたものが豆乳です。豆乳ににがりを入れて固めます。 できた豆腐は甘くてすごく美味しかったです。新大豆は特に美味しいです。 豆腐ってこんなに美味しいの!。塾生の感想です。 |
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大豆料理 いり大豆の煮豆 (世話人男沢さんのお母さんに教えてもらいました。) 大豆料理は大豆を水につけて柔らかくするので時間がかかる・・・・・・。いえいえ10分でいいんです。しかも柔らかくて美味しい。一度お試しください。 つくり方です。 @大豆は洗って水を切り,ボウルに入れて熱湯を注ぎ,10分間たったら,ザルにあげて乾いたふきんで水気を取ります。 Aなべにサラダ油を熱し,@を入れて弱火でこんがりと色がつくまで炒めます。 BAに水カップ1,赤唐辛子,佐藤,みりん,しょうゆを加えて火を強め,沸騰したら弱火にして4〜5分間煮ます。 器に移し,煮汁が吸収されるまで置くと,いっそう美味しくなります。 C昆布を揚げて混ぜます。 材料(4〜5人前) 大豆カップ1,赤トウガラシ(お好みで加減してください。種を出して使います)小2本,昆布20cm(1.5cm各に切ります。)サラダ油適宜,砂糖大さじ2,みりん大さじ1,しょうゆ大さじ3,水カップ1。 |
11月23日(日)入塾式,豆もちをつくろう,フリーマーケットに参加しようのようすです。 | |||
再スタートの未来塾です。 今回は,豆もちをつくるとともに,アグリステーションの収穫祭のフリーマーケットにも参加しました。 |
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塾長も,もちつきに参加です。さてさて豆もちはどんな方法でつくるんだろう?。 豆はゆでるの?。いつもちとあわせるの?。あなたも参加してみませんか。つくり方がわかりますよ。 |